【せどり初心者向け】仕入商品の得意分野を作ろう!

せどりを始めたばかりの人にとって、最初に不安に思うことは「利益が取れる商品を仕入れられるか」ということです。
商品を仕入れられなければ先に進めません。またせどりの仕入れ対象となる商品は種類が数多くあります。手当たり次第に仕入れられるものがないか探していないでしょうか。
今回は、“商品を仕入れられるようになる近道は、1つの分野の仕入れに絞って経験を積んで、得意分野を作ることである!”ということに関してお伝えしていきます。
目次
何故仕入れられないのか
せどり初心者の方は仕入に行く前、緊張されていることでしょう(私も以前はそうでした)。「今日は仕入れられるだろうか?」、「仕入れられなかったらどうしよう。」などと不安を抱えて家を出ることも多いと思います。
そして訪問した店舗でなかなか仕入商品が見つからないと焦っていろいろな売り場へ行って、何とか仕入れないかと店内を探し回ることになります。
このような仕入を何回行なっても上達には時間がかかります。様々な種類の商品にあれこれと手を出してみても、どういった商品が売れているか、この商品は仕入れても利益が取れないからダメ、などの情報はなかなか蓄積されません。
ではそうすれば良いでしょうか。それは1つの分野に絞って仕入を行なうことです。
得意分野をつくる
1つの分野の商品をずっと探しているとだんだんとわかってくることがあります。この商品は以前高値で売れたことがあるから仕入対象になりそうだ。この商品は安い価格の出品者が多いので仕入には適さない。などといったことがわかってきます。
すると店舗1件あたりの仕入時間が短縮されていきます。1店舗当たりの仕入時間が短縮された分多くの店を回ることができます。どの店舗に行っても同じ分野の商品をリサーチすることによって更に情報が蓄積されていくことになります。
ある分野に挑戦しているけどなかなかうまくいかない。自分にはこの分野は合わないと思ったら、ターゲットを違う分野に変えてみましょう。数多くの分野があるので自分に合った分野がみつかるはずです。
得意分野の作り方
中古本
中古本を得意分野にする場合、さまざまな切り口があります。まず店舗です。ブックオフが全国にあるので一般的ですが、古本市場をターゲットにしてもいいですし、地元にある古本屋さんから始めてみてもかまいません。
ブックオフ店内にもいろいろな中古本があります。まずはその中の1つの分野に絞ってみましょう。コミックのセット本もいくつかの分野に分けることができます。
文庫版コミック
文庫サイズのコミックです。初心者にとっては取り組みやすい分野になります。文庫版コミックのコーナー(単C棚)は店舗によって棚が1つから2つのところが多く、最初のうちは全頭リサーチしてもそれほど時間はかかりません。
通常のコミックよりもサイズが小さいので梱包・出荷の際も楽になります。文庫版コミックの検索を続けていけば売れていて利益の取れるセットがわかってきます。
セット本のリサーチ方法については下記のブログを参照してください。
ワイドコミック・愛蔵版・完全版コミック
ワイドコミックや愛蔵版・完全版コミックのコーナーも文庫版コミック同様単C棚は1つか2つの店舗が多いので、初心者には取り組みやすい分野です。但し、コミック1冊当たりのサイズが大きいので、巻数が多いセットによっては大型商品に該当してしまうものもあります。購入前に確認しましょう。
攻略本
ゲームの攻略本も手ごろな分野になります。棚は1つか2つのところが多く、さまざま価格の攻略本が混ざって陳列されています。単C棚が区分されている店舗もあります。ゲームの知識が無くても何度かリサーチすることによって仕入の対象になる本とそうでないものがわかってきます。
単行本
単行本は棚の数が多いので、最初のうちはリサーチに時間がかかるかもしれません。しかし継続して探していくうちに売れていて利益が取れる本を探せるようになってきます。1冊210円の仕入で売値が高額の本を見つけられる可能性もあります。
雑誌
雑誌に特化するのも1つの切り口になります。店舗によっては210円以下の雑誌のコーナーを設けているところもあります。リサーチの回数を増やして、どんな雑誌が売れているのか、利益が取れるのかを調べるようにしてみましょう。
リサイクル商品
中古本以外のリサイクル商品も1つの大きな分野になります。店舗もハードオフ、オフハウス、トレジャーファクトリー、セカンドストリートと数多くあります。お店による違い等もあるので、最初は1つの店舗に絞ってみましょう。
またお店のなかにはさまざまな商品が並んでいます。高額商品・ゲーム関連・安価な雑貨類などがあります。この中から更に1つの分野に絞ってリサーチを行ない、経験を積んでいきましょう。
新品商品
新品商品を得意分野にしたいのであれば、いくつかメリットがあります。商品の写真を撮る手間が省けます。アマゾンに出品する場合、新品商品の写真は掲載できないようになっています(新品なので出品者による違いは無く、写真を載せる意味はありません)。
またカートが取れるように出品価格を設定すれば、売れていきます。売れ行きが良い商品さえ見つけられれば、大量に仕入れて縦積みすることによってどんどん商品ははけていきます。
どの店舗をターゲットにするか
新品商品を仕入れられるお店は数多くあります。イオンやイトーヨーカドー、コストコといったスーパーマーケット、DCMグループ等のホームセンター、ウエルシアやスギ薬局のドラッグストア、ドンキホーテ等のディスカウントストア、エディオンやヤマダ電機の家電量販店などです。
その他にもトイザらスやカー用品店など数えきれないほどの店舗があります。この中からどれか1つの店舗に絞ってリサーチを開始してみましょう。
店舗のどの商品に絞るか
仮に店舗をイオンに決めたとしても、イオンの店舗のなかには多くの商品が並んでいます。その中から更に1つの分野を選んで得意分野にしていきましょう。キッチン用品・ヘルス&ビューティー・文具・おもちゃ・家電などの分野があります。
イオンでの仕入れ方法は下記のブログを参照してください。
得意分野を増やす
1つの分野を極めたら、別の分野に挑戦してみましょう。1つの分野で仕入のコツを身につけているので、時間をかけずに稼げるようになります。このように1つずつ得意分野を増やしていけば、どんな分野でもオールマイティに稼げるようになっていくはずです。
まとめ
せどりを始めた時はどの商品を仕入れればいいのかわからずに不安になる方もいることでしょう。売れる商品はないかとあれこれといろいろな商品に手を出すとなかなか仕入のコツはわかってきません。
まず1つの分野の商品の仕入れ方をマスターし、その後別の商品にシフトしていくと多くの種類の商品を仕入れられるようになっていきます。