【せどり初心者向け】セット本のリサーチについて詳しく解説します
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せどり初心者におすすめなのがセット本の仕入れですが、いざブックオフに行っても初めてだとセット本のリサーチの仕方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ブックオフの単C棚(1冊税抜100円の棚)でのセット本リサーチの方法と一度に全セットが集まらない場合の抜け巻の集め方について解説していきます。
目次
セット本から始めよう
せどり初心者はセット本の仕入れから始めることをおすすめします。何故セット本なのでしょうか?セット本には下記のようなメリットがあります。
- 他のせどらーが少ない(バーコード検索ができないので)
- Amazonの真贋調査の対象にはならない
- Amazonの出品規制を確認する必要がない
- Amazon自体の出品を気にする必要がない
- 少額資金から始められる
- 利益率が高い
仕入れる際にいろいろと確認することが少なくて済むので初心者向きです。一方、こんなデメリットもあります。
- セット本は重量が重くなるので、電車せどりには向かない
- バーコード検索ができないので、キーワード検索でちょっと面倒
- 値札はがし、クリスタルパックへの梱包、写真撮影が少し大変
車を使えばまったく問題ありませんし、車が無い方もキャリーバックを活用すればいっぱい仕入れることができます。キーワード検索も慣れればそれほど時間がかかりませんし、梱包や写真撮影に関しても何度もやっていれば時間短縮できます(セット本せどりが本格的になってきたら、外注する方法もあります)。
デメリットはそれほどのデメリットではなく、メリットがたくさんあるので、せどり初心者の方はセット本から始めてみましょう。
セット本リサーチの方法
いよいよセット本のリサーチです。セット本には2種類あります。店舗でセット本として販売している商品(上記画像)と棚の中から探してきてセット本商品を作るケースです。今回は棚の中からセット本商品をリサーチして作る方法について解説していきます(棚はもちろん単C棚です)。
セット本仕入れの原則
セット本を作るために1巻から最終巻まで仕入れていくわけですが、仕入れていく順番は1巻からですか?それとも最終巻から仕入れていきますか?正解は最終巻から仕入れていくやり方です。
本は当然1巻から順番に発行されます。人気があればどんどん増刷されます。最終巻が発行される頃には1巻はかなり増刷されています。つまりセット本は1巻から最終巻に向かってどんどん発行部数が減少していくことになります。
すると当然、ブックオフの棚にはセット本の初期の巻はたくさん並んでいますが、最終巻に近づくにつれて見かけることが少なくなります。以上の理由からセット本は最終巻から仕入れるようにしましょう。
ブックオフの単C棚にセット本が並んでいて最終巻だけが無い場合、仕入れてはいけません。最終巻をなかなか仕入れられず、最終巻以外を仕入れた資金を回収することができなくなります。一方セット本の第1巻だけが無い場合は仕入れてOKです。第1巻は他のブックオフで見つけられるでしょう。
例:もやしもん
『もやしもん』は全13巻セットです。上記画像はモノレートのランキングですが、いい感じに売れています。全13巻を単C棚から仕入れることができてコンディションが良ければ、利益を獲ることができます。私も何度か『もやしもん』を売って利益を稼ぐことができました。
ところがブックオフの単C棚でよく見かける光景が上記画像です。最終巻の13巻だけありません。『もやしもん』を見つけた時は最終巻があるかどうかを必ず確認しましょう。
逆の見方をすると、単C棚で『もやしもん』の13巻を見つけた時はたとえ13巻しか無かったとしても仕入れて大丈夫です。1巻から12巻まではすぐに他のブックオフで見つけられるはずです。
セット本が最終巻まで揃っているのかを確認する方法
セット本を仕入れるためにはブックオフの単C棚を端から見ていって全巻揃っているセットを見つけていきましょう。『もやしもん』のように全13巻ということを知っていれば、全巻揃っているかどうかを瞬時に判断できますが、すべてのセット本が何巻まであるのかを覚えてはいられません。
最終的にはモノレートで確認すればそのセットが全部で何巻まであるのかがわかりますが、毎回モノレートを確認していたのでは時間がかかってしまいます。そこで最終巻がどの巻なのかを確認するいくつかの方法を解説します。
裏表紙の文章から類推
コミックや文庫本などは裏表紙にその本の概要が記載されていることが多くあります。その概要に【いよいよ最終巻です】とか【完結します】とか書かれていることがあり、その場合は最終巻であることがわかります。
一方、上記画像のように書かれていた場合は最終巻かどうかがわかりません。その際は別の箇所で確認していきましょう。
カバー内側の巻数を確認
本のカバーの内側に出版社が販売しているセット本の巻数一覧表が記載されていることがあります。全24巻とか全33巻とか記載されているセット本は記載巻数で終了しているので、全24巻となっていれば、第24巻が最終巻となります。
1~7等と記載されているセット本はまだ出版が継続中で、最終巻は出版されていません。
次巻の発売予定を確認
コミックの中には本の最終ページ付近に次巻の発売予定が記載されているケースがあります。上記画像のセット本は第15巻が発売予定なので第14巻は最終巻ではないことがわかります。
抜け巻リサーチの方法
仕入れの際にセット本全巻を単C棚で揃えるのが基本ですが、どうしても1店舗では全巻揃わない場合もあります。特にそのセット本がAmazonで高額で売れる場合は、全巻揃っていなくても売っている分だけでも仕入れておきたいですよね。
ただし、「セット本仕入れの原則」で書きましたが、抜け巻(今回仕入れられずに抜けている巻)が最終巻や最終巻に近い巻の場合は仕入れはやめておきましょう。
また、全巻揃っていないのに仕入れるやり方は頻繁には行なわないようにしましょう。全巻揃うまでに時間がかかる場合もありますし、セット本を出品して売れてからでないと資金は回収できません。資金不足で仕入れができなくなる可能性があるので、資金を確認しながら行ないましょう。
通常棚をのぞいてみる
単C棚の仕入れで抜け巻があった場合は、通常棚ものぞいてみましょう。単C棚になくても通常棚にあることはよくあります。抜け巻を通常棚で仕入れても十分に利益が取れるのであれば、通常棚から仕入れて完結させましょう。すぐに出品できるので、資金の回収も早くなります。
他の店舗をリサーチ
他の店舗をリサーチしてみましょう。店舗に売りにくる人がどの本を持ち込むかによって品揃えは変わります。他の店舗を探したら抜け巻がすぐ見つかった経験は何度もあります。ただ、抜け巻だけを探しに行くのは非効率なので、通常仕入れに合わせて行ないましょう。
ネットでリサーチ
抜け巻がすぐに見つからない場合は、ネットでリサーチしましょう。ネットで購入しようと思ってもアマゾンや楽天市場やブックオフオンラインなどいくつか店舗があるので、どこから購入すればいいのか迷いますよね。そんな時に役に立つのが『書籍横断検索システム』です。
書籍横断検索システム
抜け巻をネットでリサーチするときに便利なシステムです。使用する際に登録等する必要は無く、誰でもすぐに使えます。グーグルで『書籍横断検索システム』と検索してみましょう。
上記画面が表示されます。前述のもやしもん最終巻を調べてみましょう。『もやしもん 13巻』と入力して『検索』ボタンをクリックします。
いくつかカタログが表示されるので、該当するカタログの『横断検索』ボタンを押します。
もやしもん 13巻を販売しているオンラインショップが表示されました。一番上は新品を扱っている店舗なので赤枠で囲ったオンライン古本屋の中から選んで購入しましょう。
送料を含めた価格とコンディション等から選びましょう。ブックオフオンラインは1,500円以上の購入で送料無料になり、抜け巻を複数巻購入する場合はお得になります。このような特典も含めてどこから購入するかを決めていきましょう。
まとめ
せどり初心者の方はセット本から始めてみることをおすすめします。まずはブックオフの単C棚に行ってみましょう。
セット本をリサーチする際、最終巻が無いセット本を仕入れるのはやめましょう。見つけるまでに時間がかかってしまい、資金ショートにつながります。
抜け巻がすぐに見つからなければ、ネットでリサーチしましょう。『書籍横断検索システム』を使うと簡単に見つけることができます。
Comment
つい最近ブックオフせどりを始めました。
単行本ばかりをせどりツールで仕入れてます。
はじめまして。
大阪在住の阪井と申します。
メルマガ拝見させていただきメールさせていただきました。
私も最近セット本せどりを始めましてツールを使って、ブックオフで100円200円棚を全てバーコードリーダーで読み取り 利益の出る物だけ仕入れという方法です。
ただそのツールが検索ツール、出荷出品 価格改定ツール で約25000円かかります。
Amazon固定費合わせると約3万になるのでそれで儲かるのかなと考えています。
単行本の場合はそんな経費はかかりませんでしょうか?
宜しくお願いいたします。