【せどり初心者必見!】せどりを始めるならプライスターを準備しよう!

せどりを行なっていくなかで2019年の12月からプライスターを使い始めました。プライスターを使うようになったきっかけやプライスターの基本的な使い方はこちらをご覧ください。
使い始めて半年が経ちましたが、仕入れる時の商品チェックから商品登録・納品プラン作成まで幅広く利用していて、使えば使うほど手放せなくなってきています。今回は使ってみて気づいたプライスターの使い勝手の良さと使用する際に気をつけた方が良い点等についてお伝えしていきます。
目次
せどりの仕入には、プライスタースマホアプリ
プライスターにはWEB版とアプリ版があります。プライスターに申し込めがWEB版・アプリ版どちらも使うことができます。パソコンにインストールする必要が無く、インターネットがつながっていればどこでも使うことができます。職場で休み時間にちょっと利用することもできるわけです。
スマホアプリでできること
仕入に出かける際、プライスターは必需品です。お手持ちのスマホにアプリをダウンロードして忘れずに持ち歩きましょう。仕入に該当する商品であるかを確認するためにプライスターを使います。バーコードを読み込ませるかキーワードを入力することで商品の情報を確認することができます。
その商品に関してもっと詳しく調べたい場合はモノレートを見ることもできます。モノレートを確認して仕入れることを決断したら、アプリ画面から出品や出品予約をすることもできます。
商品検索の方法
では、実際にプライスターを使って商品を検索してみましょう。スマホ版アプリを開きます。①検索・出品をクリックすると下記の画面になります。②バーコードで検索する際はここをクリックします。③セット本等を検索する時はここにキーワードを入力します。
バーコードによる検索
バーコードで検索してみましょう。バーコードのマーク(上記画面の②)をクリックするとスキャンの画面が開きます。このカメラでリサーチしたい商品のバーコードを読み込ませると商品の状況が表示されます。
新品と中古商品の価格が表示されます。ここに表示される価格は最安値の価格です。価格の表示が無ければ商品の出品はありません(下記の商品は新品の出品がありません)。目安の欄の『F』はFBAでの出品、『自』は自己発送の出品になります。
『F』や『自』の欄に金額の記載がある場合、最安値での出品からアマゾン手数料を差し引いた金額を表しています。下記の商品はFBAで出品しても利益を得ることができません。
価格の下に表示されているランキングはモノレートのランキングと同じものなので、下記商品はまったく売れていないことになります。仕入の対象にはなりません。
仕入対象商品
下記の商品では中古の最安値672円で売れたとしてもアマゾンの手数料を引いて92円の利益が生じます。この商品の仕入金額を92円以下に抑えることができれば利益を獲得することができます。また672円は最安値の価格なのでコンディションによりもっと高値でも売れるのであれば利益は増額します。
ランキングのグラフを見ると売れていることがわかりますので、仕入ができる可能性があります。モノレートのボタンを押して詳細を確認しましょう。現在の出品者のコンディションと出品価格を見て仕入れるか見送るかを判断しましょう。
セット本の検索
セット本を検索する場合はセット本のバーコードが存在しないので、キーワードを入力して検索します。『商品名 コミック セット』や『商品名 文庫 セット』等のキーワードでチェックしてみましょう。
商品が表示されたら、バーコードで検索した時と同じ方法で仕入対象商品なのかどうかをチェックしていきましょう。
プライスターを使った出品
プライスターを使うようになってから出品作業が本当に簡単になりました。アマゾンセラーセントラルを使って出品していた時は出品作業に時間がかかっていましたが、プライスターでは時間をかけずに出品することができます。
ここではWEB版の出品に関する情報をお届けします。アプリ版の出品はまだ挑戦していません。プライスターを使っての出品方法に関してはこちらをご確認ください。
出品時の注意点
FBA出品登録
FBAで出品登録する際に気をつける箇所があります。プライスターの上部に『出品する』という記載がありますが、ここから出品するのはやめましょう。この『出品する』をクリックすると自己発送で出品の画面になってしまいます。
『出品する』にマウスを持っていくとFBAで出品を選べる画面が出てくるのですが間違いやすいです。私も間違えて自己発送で商品登録をしてしまったことがあります。自己発送で商品登録をしてしまうとプライスターではFBAに変更できないので、アマゾンセラーセントラルで変更しなければなりません。
メイン画面の上部にクイックメニューがあります。クイックメニューは画像の中から選べるようになっているので、間違えにくくなっています。クイックメニューからFBAの商品登録を行なうようにしましょう。
FBA商品検索
FBAでの出品商品を登録する際、登録したい商品を検索します。商品検索方法には『キーワード検索』、『JANコード検索』、『ASINコード検索』等いくつかの方法がありますが、『キーワード検索』をおすすめします。
『キーワード検索』でJANコードを入力して検索するとエラーにならずに目的の商品が表示されます(過去半年間この方法で行ってきましたがエラーにはなりませんでした)。
商品ラベルの印刷
商品ラベルを印刷する際、プライスターでは印刷開始位置を選ぶことができます。ラベルが1枚しか残っていなくて10枚のラベルを印刷する場合でも、ラベル1枚目は24番から印刷を開始し、ラベルの2枚目からは新たな用紙の1番から印刷してくれるので用紙の無駄がまったくありません。
アマゾンセラーセントラルで商品ラベルを印刷していた時は余ったラベルが何枚も発生し、無駄になっていました。
プライスター便
2021年からはプライスター急便に変わり、更に便利になっています。
プライスターを使ってFBAの商品登録を行なった場合にプライスター便を使って納品することができるようになりました。
プライスター便とは
プライスターでFBAの商品登録を行ない、梱包/発送の段階で『プライスター便で集荷』のボタンを押すだけで商品の集荷からFBA倉庫までの配送手続きをプライスターがやってくれます。但し荷物1箱の大きさに制限があります。140サイズ以下/15kg未満であれば利用することができます。
プライスター便を申し込むと佐川急便が指定した日時に荷物を取りに来てくれるので、コンビニやヤマト運輸の店舗まで荷物を持っていかなくて済みます。送り状に記載する手間も無くなります。
プライスター便の長所と短所
長所
関東か信越地方にお住いの方であれば日本全国どのFBA倉庫でも980円(税込)で配送してくれます。この値段はとても安いです。関東・信越地域以外にお住まいの方にはここまでのメリットはありませんが、980円で利用できる地域を拡大していく予定とプライスターが公表しているので、しばらく待ちましょう。
(上記料金表はプライスターのマニュアルからお借りしてきました。)
短所
安い価格でFBA倉庫まで納品してくれて手間もかからないプライスター便ですが、短所もあります。佐川急便が荷物を取りに来てからFBA倉庫に到着するまで4日から7日ぐらいの日数がかかります。1週間程度の納期がかかっても大丈夫という方にはおすすめです。
集荷依頼の方法
プライスター便を利用するには、梱包/配送の画面で商品ラベルを印刷し、商品へのラベル貼り付けが終了したら右上にある『プライスター便で集荷』のボタンをクリックしましょう。
表示された順番に従って集荷依頼を行っていきます。FBA倉庫へ送る箱数を入力し、集荷に来てもらう住所を入力し(登録済の住所が表示されるので、変更が無ければそのままでOKです。)、集荷に来てもらう日時を選択します。
集荷時間は9時~12時、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~21時の中から選択できます。AM11時までに集荷依頼を行なえば翌日以降の集荷依頼が可能です。
集荷依頼完了後に配送ラベルを荷物に貼付すれば作業終了です。あとは佐川急便が依頼した日時に来るのを待ちましょう。
荷物を渡す際の注意点
佐川急便が集荷に来た時に注意することがあります。配送伝票は佐川急便が作成して荷物に貼ってくれるのですが、配送ラベルの上に貼らないように一言申し伝えましょう。
配送ラベルの上に伝票を貼ってはいけない旨はプライスターから佐川急便に申し送りしてあるのですが、佐川急便の担当者全員に徹底されていません。荷物にバーコードがいくつか貼られていると間違いが起こると判断してわざわざ配送ラベルの上に貼ってしまう担当者もいるので、貼らないよう伝えておきましょう。
プライスターによる在庫の確認
せどりに関する会計処理を日々行なっている方は毎月月末に在庫のチェック(棚卸し)をしなければなりません。プライスターを使っていれば現在庫をダウンロードすることができるので便利です。
現在庫ダウンロードの方法
プライスターの画面上部にある『在庫をみる』にマウスを持っていくと『現在庫のダウンロードと編集』という項目があるので、クリックします。
『在庫リストをダウンロードする』という表記の下にプルダウンで選択できる項目があります。『出品中(在庫数1以上あり)』を選びます。すべての商品を選んでしまうと売れてしまって在庫0の商品も含まれてしまいます。
自己発送とFBAそれぞれにダウンロードができるので、ダウンロードして集計すれば終了です。月末の時点でFBA倉庫に発送中の商品があればその商品の分も合わせて集計すれば棚卸しは終了です。
まとめ
せどりを行なっていく上で、プライスターを使いこなしていけば大きな力になります。また利用者の意見を取り上げてくれるので、今後もどんどんと使い勝手が良くなっていくでしょう。使用料が月間4,800円(税抜)かかりますが、自分の右腕になる従業員を1名雇うことを考えたら断然安く済みます。
せどり初心者の方でプライスターの利用を検討中の方がいましたら、是非使ってみてください。まだまだ利用していない機能もありますので、いろいろな機能を試してみて今後のブログで紹介していきます。