【せどり初心者向け】Amazon自己発送でせどりの幅を広げよう!

2020年2月でせどりを始めてから約1年半が経ちますが、その間はほぼAmazonのFBAを利用して販売してきました。一部メルカリで販売した商品もありますが、メルカリ以外はすべてAmazonのFBAを使っての販売です。
ところが、今回初めてAmazonの自己発送を行ないました。何故自己発送を行なうことになったのか。自己発送は問題なくできたのか。自己発送を行なうことで何かが変わっていくのか。等について詳しくお話していきます。
目次
自己発送に挑戦した経緯
FBAを選択していたわけ
冒頭にも書きましたがせどりをスタートしてから自己発送は1回も行なったことはありませんでした。理由は手間がかかるからです。現在せどりは副業なので、自己発送で対応するには時間がありません。FBAは倉庫に商品を送ってしまえばあとはAmazonが全部を行ってくれるのですごく楽です。
また、自己発送で出品するよりも売れやすくなるというのもFBAを選択した理由の一つです。購入者からすればAmazonが発送してくれる商品の方が安心なのはよくわかります。
自己発送を検討することになった出来事
オフハウスに新品商品を仕入れに行った時のことです。仕入れ対象になる商品を見つけました。
未使用品です。モノレートのランキングを見るとバキバキに売れているわけではありませんが、そこそこ売れています。
モノレートで確認すると新品での販売価格が2,400円でした。一方オフハウスでの仕入れ価格はなんと220円でした。これは思いっきり利益の取れる商品です。アマゾン自体も販売は行なっていません。
ところが問題が発生しました!新品商品を仕入れる際には危険物に該当するかどうかをチェックしなければなりません。アマゾンセラーセントラルで商品のバーコードを読み込ませると確認できますが、見たくないマークが表示されました。
マークの内容を確認するためにマークをクリックすると恐れていた通り危険物でした。今まではこの時点で仕入れはあきらめていました。
上記画像の青枠で囲ってあるところを見ると『FBAで出品することができません』と書いてあります。ということは、FBAでは出品できないけれども自己発送であれば出品しても良いということです。商品は大きくないので送料もそれほどはかからないだろうし、利益が取れる商品なのであきらめるには惜しいです(この時は他に新品商品を仕入れることができませんでした)。
初めて自己発送に挑戦することになりました。
自己発送の出品から発送まで
まずは出品してみましょう
プライスターを使って商品の出品を行ないました。商品を検索して販売価格等を設定してしまえば終わりです。FBAのようにラベルを印刷することも無いので簡単にできます。今回は新品商品なので画像の登録も必要ありません。登録をして少し待てば出品に反映されます。
FBAでの出品者がいた場合、FBA出品者の商品の方が売れやすいので、そのことを頭に入れながら価格の設定をしましょう。
注文が入りました
注文が入るとAmazonからメールが来ます。アマゾンセラーセントラルに登録してあるメールアドレスにメールが届きます。メールの件名に『注文確定』とありますので、見逃さないように気をつけましょう。
商品発送準備
注文確定のメールが届いたら、なるべく間を置かずに発送するようにしましょう。副業でせどりを行なっている場合、本業が忙しくて発送ができない場合もあるでしょう。ただ注文者の立場に立ってみると注文した商品がなかなか届かないとクレームの対象にもなってしまうので気をつけましょう。
上記『洗い流さないトリートメント』の際は、注文確定のメールが日曜日の夜に来ました。発送の準備は何もしていませんでした。翌日の月曜日から仕事です。
自己発送で出品した際は、いつ注文が来てもいいように事前に発送するダンボールや伝票を準備しておきましょう。
ヤマト運輸で発送資材購入
翌日の朝、いつもより少し早く家を出ました。商品は小さかったので会社へ持っていきました。会社の近くにヤマト運輸の宅急便センターがあり、出社前に寄りました。宅急便センター以外にも24時間受付を行なっている直営店が店舗数は少ないですが日本全国にあります。
今回の商品を一番安く送れるので宅急便コンパクトの専用BOXを購入しました。1つ70円です。この専用BOXはコンビニでも購入できます。
宅急便コンパクト専用の伝票がありますので、宅急便センターでもらいました。商品の大きさによって自己発送を宅急便コンパクトを使って発送することもあるので、多めにもらっておきましょう。
商品を発送します
宅急便コンパクト専用BOXを組み立てて商品と納品書を入れます。納品書はアマゾンセラーセントラルの注文管理の未出荷欄を確認し、下記の画像の①をクリックすると印刷できます(プライスターでも印刷できます)。納品書を入れ忘れないようにしましょう。
自己発送の場合、納品の際に差別化することができます。購入してくれたことに対する感謝の一言を書いたものを商品といっしょに入れておくと高評価をもらえる可能性があります。
伝票を記入して専用BOXに貼り付ければ発送準備は終了です。会社の昼休みにヤマト運輸の宅急便センターに持ち込みました。発送が終わったら上記画像の②をクリックして出荷通知を送信しましょう。
これで自己発送は終わりです。工夫すれば本業の合間に発送することもできます。発送してしばらく経つとアマゾンセラーセントラルに売上が反映されます。
自己発送のメリット
自己発送をすることでせどりの幅が広がります。そのひとつは仕入れ対象となる商品が増えることです。新品商品を仕入れる時はいくつか関門があります。利益が取れて且つ売れている商品を見つけられたとしてもその商品をアマゾン自体が販売している場合は仕入れの対象にはなりません。
また、アマゾン自体が販売していなかったとしても、アマゾンセラーセントラルで確認して危険物に該当した場合も仕入れられませんでした。ところがFBAで出品することができなくても自己発送をすることによって仕入れることができます。
せどりの幅が広がる理由のふたつ目はトレンドを利用した仕入れができるようになることです。トレンドを利用した仕入れに関しては過去の記事をご確認ください。
トレンド利用のせどりを行なう際は、スピードが大事です。FBAで出品してはいけません。自己発送をすることによってトレンドを利用したせどりもできるようになります。
まとめ
AmazonせどりについてはFBAを利用したものと自己発送の二つがあります。副業せどらーにとっては楽にせどりができて売れやすいこともあって基本的にFBAを利用した方がいいでしょう。
但しFBAだけではなく、状況によって自己発送を活用することによってせどりの幅を広げることができます。自己発送は簡単に出品ができます。発送も工夫することによって本業の合間に行なうことができます。自己発送を上手く取り入れていきましょう。