Amazonのせどりでは評価が大切

Amazonに初めて出品した時は、いつ売れるかドキドキワクワクしますよね。でもなかなか売れない日々が続きます。それでも頑張って出品を続けていくと次第に売れるようになっていきます。次の商品が売れるまでの間隔も初めは2週間だったのが1週間になり5日になりと徐々にですが短くなっていきます。
商品が売れるようになっていく一因としてAmazonの評価があります。今回はAmazonの評価についてお伝えしていきます。
Amazonの評価って何?
Amazonの評価ってそもそも何でしょうか?Amazonの商品ごとのカタログからコンディションごとの出品者一覧表を見るとショップ名の下に××%の高い評価(×××件の評価)と記載されています。これが評価です。
この評価はAmazonが付けた評価ではなく、各ショップがお客様から付けていただいた評価です。つまり、各ショップが地道に出品した商品を購入したお客様からいただいた評価(努力の結果)というわけです。一朝一夕に増やせるものではありません。
Amazonの評価は5段階評価ですが、一般的なAmazonでの評価基準は下記のようになります。
- 良いと思われる場合は【5】
- 普通と思われる場合は【4】
- 悪いと感じられた場合は【3】
- 最低だと思われる場合は【2】もしくは【1】
ここで気を付けていただきたいのが、【3】の評価がAmazonの場合は悪い評価となってしまうことです。5段階評価の3の評価は普通が一般的ですが、Amazonの場合は悪くなってしまい、そこが大きく違うので気を付けなければいけません。
せどりでは購入者の心理を理解することが大切
この評価はせどりをする上でどのような影響があるのでしょうか。購入者の立場に立って考えてみましょう。新品と中古両方の出品がある商品で中古を購入しようとしている方は、なるべく出費を抑えて良い商品を購入したいという思いがあります。
中古の商品でコンディションが同じ「良い」で金額もまったく同じ、両者とも画像を載せていない出品者AとBがいた場合、購入者はどちらのお店から購入するでしょうか。
その場合は評価の件数が多く高い評価の出品者から購入するでしょう。評価の件数が多くて高い評価ということはそれだけ実績があるということなので、購入する際の一つの判断材料になります。
また、新品を出品する場合もこの評価件数が影響してきます。新品の出品者が複数いて金額が同じ場合、Amazonは評価件数の多い出品者にカートを与える傾向があります。
悪い評価をもらわないようにすることも大切です。特に評価件数が少ない時に悪い評価をもらうと全体の評価が大きく下がり高い評価ではなくなってしまいます。総評価件数2件のうちの悪い評価1件と総評価件数100件のうちの悪い評価1件では全体の評価に与える影響はまったく違ってきます。
評価をどうしたら上げられるか
Amazon出品者アカウントに登録して出品すると初めは『新規出品者』と表示されます。『新規出品者』のままではなかなか商品は売れません。新品であればそれほど影響は無いかもしれませんが、中古商品の場合は購入者が二の足を踏む可能性が高くなります。
「本当に使用できる商品が送られてくるのだろうか。」と考え、評価件数が多い出品者から購入するケースが多くなるでしょう。
ではどうすれば良いのでしょうか。新品の商品を他の出品者より安く出品すれば購入してもらえる確率は上がりますが、購入した人が評価をしてくれるとは限りません。逆に購入者が評価をしてくれないケースがほとんどです。
『新規出品者』を脱するためには友人にお願いしましょう。友人に商品を購入してもらって評価【5】を付けてもらうようにお願いするのです。せどりで儲かったらごちそうすることを約束して協力してもらいましょう。3人の友人にお願いしましょう。評価【5】が3つあれば、仮に悪い評価をもらったとしても今後のせどりに影響を与えるまでの状況にはなりません。
家族に購入と評価をお願いするのはAmazonから評価してもらえない可能性があるので、友人や知り合いにお願いするようにしましょう。
悪い評価をもらわないようにすることも大切です。中古商品を出品する時、その商品に悪いところがあれば(本の折れやスレ、付属品がついていない等)、説明文にきちんと書いておくようにしましょう。
サンクスメールを活用しよう
評価【5】を3つもらえれば、その後は出品を続けていって購入者から評価してもらうのを待つという方法でもいいのですが、評価は多い方が商品の売れ行きが良くなるので積極的に評価をもらいにいきましょう。
そのためのツールとしてサンクスメールというものがあります。購入者に商品購入後任意の日にあらかじめ作成しておいたメール(購入ありがとうございました。よろしければ評価をお願いしますという内容)を自動で送ってくれるサービスです。
商品仕入れ時等に活用するスマホアプリの『プライスター』にこのサンクスメールの機能がありますが、私はまだ『プライスター』を使っていないので、MAILZON(メルゾン)が行っているサンクスメールを利用しています。
MAILZONのサンクスメールを使うようになって明らかに評価をもらう件数が増え、現在14件の評価をもらっています(2019年4月現在)。1ヶ月の利用料が500円なので、まだ利用していない方は是非とも利用してみてください。
まとめ
- Amazonのせどりでは評価件数が商品の購入に大きく影響します。
- 新規出品者を脱するためには友人に協力してもらいましょう。
- サンクスメールを使って評価件数を伸ばしましょう。
評価を多くもらえばもらうほど商品は売れるようになっていきますので、ツールを上手く活用して評価件数を伸ばしていきましょう。